みなさんこんにちは。
一つの大きな大会を昨日終えましたのでご報告です。
この選手権は優勝を狙って挑んだ大会でした。ここまでの準備もほぼ完ぺきに出来ていましたし
選手たちのモチベーションも素晴らしかった。しかし、トーナメントでのサッカーの恐ろしさを思い知らされました。
前半から相手は、5バック気味に守備ラインを引いてきて(ある程度は予想していましたが)いました。
ただ、それらとは関係なしに積み上げてきたサッカーをさせていました。8割ほどゲームを支配しますが、なかなか
ゴールに結びつかない。ポストをあて、GKに当て、枠を外し、といった具合。いやな予感がしていました。
ただ、高い位置でボールをよく奪えていたし、相手が引いていたので状況を見てボールもよく動いていた。なので
ゴールは時間の問題かな、と。
しかし、前半は0−0で折り返しました。
後半に、相手がシステムを変えてきて前に一枚攻撃の人数を増やしてきました。これでカウンターには要警戒でした。
ただ、一枚上にあげてきたことで決定的なシーンが増えてくるんだろうなあというのも考えられました。きっちりその通りでした。
が、これまたなかなかゴールが割れない。あいてGKもよく当たっていた。いやな予感がプンプンしだした頃に、まさかのミスが
出てしまって、後半7分あたりに失点。これにてドタバタしだしました。しかし、とにかく慌てず自分たちのいつものリズムで
サッカーをやらすこと、落ち着かせることに徹底させました。その10分後くらいにセットプレーからの同点ゴールが生まれました。
(ただ、このゲームコーナーキックが10本ほどあったと思いますが、とらえたのは1本のみ。このあたりも今日は痛かった)
ラスト10分くらいだったかなあ、ゴール前で混戦になりDF陣がオフサイドと勘違いをして足が止まったところを抜け出され
失点しました。まあ今まででは考えられない失点が2つでした。崩されたわけではない。しかし、この一発勝負で一番ダメな
時間帯でしかも一番やってはいけないプレーでの2失点でした。
毎試合、平均3点以上上げてきた攻撃も1点どまり。相手DFを褒めるべきなのか、われわれの攻撃が機能しなかったのか?
今後の大きな課題ですね。
ただ、いままで積み上げてきたことが形としてできていたのは確か。まあ変な言い方ですが、運がなかった。しかし、裏を返せば
運を手繰り寄せる力がなかったということ。
残念ではありますが、選手権は終わりました。
しかし、リーグ&秋のプレーオフがあります。このまま悔しいままで終わるのか?必ずリベンジするという反骨精神をだすのか?
リベンジする舞台はまだまだある。たった一つの大会が終わったに過ぎない。彼らが積み上げてきたものは嘘ではない。
またこの1ゲームだけで彼らの評価が変わるわけでもない。ただ、優勝できなかった。というだけだ。何も悲観することはないぞ。
昨日は口惜しさで寝れなかった選手もいるだろう。コーチもそうだ。前にも言ったけれどコーチも無類の負けず嫌いだ。
しかしコーチは一日たって切り替えた。絶対リーグで見返すと。絶対選手たちのそのつもりのはずだ。やってやろう。このチームは
絶対にチャンピオンになる資格はある。この敗戦から大きく学び、大きく成長できるはず。頑張っていこう。
保護者の皆様、今回は負けてしまいましたが、次の彼らを見ててあげてください。絶対にやるはずです。
今後とも変わらぬ応援を選手たちに宜しくお願いいたします。
FC.VOLENTE大阪 代表 中原